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2010/05/29

『Impression』 [Book] 一歩を超える勇気 栗城史多

ippo




ちょっと、彼に興味をもったので読むことにしました。

僕は、彼を誤解していた。
「ニート登山家」とかいわれてたので、すでに登山家といわれるだけで
りっぱな職業であると・・・。
彼は、登山をしていた彼女に振られて 「そのには、なにがあるのか?」と 山を始めている。

しかし、彼のバックグランドには 母の死・みんなを元気にした父がいた。
そして、無酸素・単独登頂へ進んでいく。この「夢」の実現のため
彼は、多くの人に出会い。影響を受けてきたのだろう。

本の中の僕が、印象に残った言葉を紹介したいと思います。




ある方が、成功の反対は失敗ではなく、何もしないことだとおっしゃっていた。
失敗は成功と同じカテゴリーにあるのです。



生き抜くこと - それは最後に感謝できる人生を送れるか。
山に行っても行かなくても、いずれ人には、必ず死が訪れる。

<中略>

「死」と隣り合わせになることで「生」を感じ、生きていることへの感謝の気持ちが出てくるのだ。

<中略>

人間にとって、長く生きたかどうかは関係ない。大切なのはどう生きるのかだ。



山に逃避するなよ。山を通して人を知り、人を通して自分の使命とは何かを知りなさい。


「冒険とは何か」について、三浦雄一郎さんとの対談の中で、話された内容です。



人間の祖先にも、木の上で生活していた時代があった。


<中略>


今のこの時代に火があったりお米が食べられたりするのは、誰かが木を降りて開拓したからなのだ。


<中略>

誰かが少し目の前のことに立ちすくんでしまうときに、僕たちの挑戦が、誰かの可能性を広げる手助けになればいいと思っている。


この本を読み個人的に思ったことは


僕は以前から、自分が好きだと思うことを3人ぐらいでいいので

その人にもすきになってもらいと思っていた。それが、僕がそれを好きになったことにたいしての恩返しであると。



僕が、いろんなところに行き。ブログやソーシャルネットワークで表現しているのも


「こんなんオモシロくない?よくない?」


って表現して。

それを誰かが好きになってくれて。さらに新しいものを作ってもらいたいからだ。

僕がやっていることは、「冒険ではない」。誰かが作ってくれた道を僕の考えで、さらにプラスして自分なりに楽しんでいる。


もし、それを誰かが

「やってみようかな?」

ってやってもらい。笑顔になり、楽しんでもらい。

「こんなん!やっちゃいました!!」


って、言ってくれるのを待っているのかもしれない。

僕の知人で、悩んでいる人がいる。


でも、悩みとは自分が作り出すものであって。もしそれに苦しむなら。そんな問題は、いったん投げ出して


「楽しいと思うことを、とことんやって。勝つ。」


もし、勝ち癖がついたのなら。もう一度、その問題に挑めばいい。

だめなら、もう一度。勝ち癖をつけろ。

いつしか、その問題に勝てるはずだと思っている。


「夢」を持つことの大切さを考えさせられました。


山を、さらに 好きになりました。


栗城さん。これからもがんばってください。
9月のエベレストの登頂を応援しています。


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